開発コードネーム「Longhorn(ロングホーン)」で認知されていた、Microsoftによる次世代デスクトップオペレーティングシステムの正式名称が「Windows Vista」と正式に決定しました。
あくまでも開発コードネームであるという事を知りつつも、このまま「Longhorn」で行って欲しい、とゆうより、Windowsという冠をも排除して「Microsoft Longhorn」とでも命名されたら、Longhornに特化したブログを新規に開設しようかな、と思っていた位に気に入っていた名称だったのですが……。
そうですか……、「Windows Vista」ですか……、何だか「eXPerience」と類似したイメージの名称に、ちょっと拍子抜けな感じです。
遅れているGAリリースは、2006年末に決定したようですが、開発当初に実装予定とされていた機能のうち、
- SQLデータベースと連動する、新たなファイルシステム「WinFS」
- ActiveXのオブジェクトをダイレクトにハンドリング可能なスクリプト言語「Monad」
- 「.NET Framework」をベースとした、新たなAPI「WinFX」
等は、スケジュール的な事情で後回し、或いはセキュリティ上の理由でキャンセルになる等、予定よりスケールダウンした形でのリリースとなりそうです。
当初は、「Mac OS X 10.4 Tiger」とリリース時期が重なると目されていたVista(Longhorn)ですが、実際は 次世代版の「Mac OS X 10.5 Leopard」と競合する事になりそうです。
現時点で「Mac OS X 10.5 Leopard」の詳細は明らかにされていませんが、Vista(Longhorn)が今更のようにメタデータ検索や仮想フォルダー、或いはRSSリーダー機能等を実装してきたのでは、Macコミュニティが黙っていないでしょう(喜んでしまう?)